子供じゃないもん'17

生きるって超せつない

木綿のハンカチーフ

 

いいえあなた

わたしは欲しいものはないのよ

ただ 都会の絵の具に

染まらないで帰って

染まらないで帰って

 

***

 

知らない人だらけの都会のど真ん中で

ふたりだけが知ってる世界を歩いて

「じゃあね」も言わずに

ぶっきらぼうに去っていく

昔とちっとも変わらないあなたの背中を

しばらく見つめていた2年前の秋。

 

 

 

 

私にも華のJK時代があってね。

 

毎日朝早く学校に来て、

みんなとおしゃべりして

授業中うっかり寝ちゃったりなんかして

四限目が終わると購買に駆け出して

放課後は部活で木の低い音を鳴らして

長い下り坂を、みんなで歩いて帰った。

 

クラスも部活もちがうたくさんの人が

最後の汽車に乗り込んで、

私は当時好きだった彼の存在を気にしながら

友達と今日のできごとを話した。

 

遠方から通うサッカー部の彼に

自分が降りるときに

「じゃあね」

と言うのに、いつも勇気を振り絞った。

彼はいつも片手を少しだけ挙げて

ッス、と小声で呟いて応えてくれた

 

 

 

高校に入学して初めてのクラスで彼と一緒になって。

はじめは目つきが悪くて、

拒絶されてるようで、

こわくて話しかける気にもならなかった

たまたま一緒の委員会に立候補して

わたしはたくさん話しかけてたけど、

君はなかなか心を開いてくれなかったね。

 

ある日、彼が銀杏BOYZを好きなことを知って、世界の輝きが増したのを覚えてる。

いつも教室の隅でお弁当を食べるときに

君がしているイヤホンから流れてるのは

それだったんだ。ふぅん。うれしいな。

 

そうやってだんだん惹かれて、

友だちとのお泊り会で、電話して

私から告白したんだっけ。

「がんばれ!いけいけ!」なんて

そばで友だちに励まされながら…

 

告白の返事は「おっけーよ!!!」って大声で叫ばれて

あっちもお泊り会中だったみたいで、お互い大爆笑。

私は嬉しくて泣いてたっけな、カオス。笑

 

 

付き合ってすぐの私の誕生日には

ポッキーと、銀杏BOYZのCDを焼いてくれた。

プーさんのメモ帳に、

丁寧に曲目が書いてあって、

わたしはこの人と付き合えてよかった!って

とっても喜んだのを覚えてる。

彼は「そんなにうれしい?こんなんで申し訳ないよ…」なんて言ってたけど

私は本当にその時嬉しくて、舞い上がってたんだよ。

 

 

冬休みに入って、毎日のようにデートした

初めて私の最寄駅から彼の最寄駅まで

知らない道を車窓眺めながら行った時、

彼は毎日この風景をみてるんだって思って

たまらなく愛しくなったのを覚えてる。

 

手をつないで散歩して

抱きしめあって、キスして

寒いって言いながら少しずつくっついて。

 

2人で朝まで長電話した日には

次の日眠くて仕方なくて。

授業中つい居眠りしちゃったとき

後ろに座ってる彼からメールで

「寝てるでしょ(笑)あーかわいい。」

なんて言われちゃったりなんかして、

幸せすぎて脳がとろけて完全なアホになっていたなぁと思う。

(今じゃ本当に信じられない)

 

彼は透き通った茶色の目をしていて

その目に全て見透かされそうで

いつもドキドキしてた。

周りに流されない軸を持ってて

努力を怠らない、真面目な人だった。

優しくて、ちゃんと私を

大切にしてくれてるのが伝わってきた。

だいすきだった。愛してるって思ってた。

 

 

 

そんな幸せな日々も長くは続かなかった。

しかもそれは突然やってきて

恐ろしい巨大な力で

私たちから想像できないほど

たくさんの大切なものを奪って

何もかも変えてしまった。

3月11日の事は昨日のことのように思い出せる。

 

 

 

彼は家を流されてしまった。

わたしは避難所で生活していたし、彼は高校でずっと親の迎えを待っていた。

後から聞いた話だけど、11日の夜、

彼は電気が止まって星が綺麗に見える屋上で

夜王子と月の姫を聞きながら、歌ったと言っていた

「世界の終わりきても、僕らは離れ離れじゃない」

この歌詞に共感したい日が来るとは思わなかった。

 

 

 

 

学校は再開したけれど、私たちの生活環境はまるで変わっていた。

彼は遠方に住んでいたこともあり親と離れて

高校の体育館に住んで友達と仲良く過ごし、

私は家が無事だったから以前と変わらずに過ごしていた

 

 

 

何が何だか分からないうちに

だんだんかみ合わなくなって、彼は「もう別れよう」といった

好きじゃなくなったんだと思う。

粘ったけどもうだめだった。あの時、彼が出て行って誰もいない教室で

声を上げて泣いていたのを今でも覚えている。

夕焼けでオレンジ色になりながら泣いて、泣いて泣いて

唇を噛み締めながらバスで帰った。

 

 

 

 

 

 

それからずっと彼のことが忘れられない。

銀杏BOYZを聞くと嫌でも思い浮かんでしまう。

 

 

でもあの頃の恋焦がれていた気持ちではなく

引き出しにそれらをしまう場所を作れた。

 

 

少し寂しかった。

 

 

 

 

 

今更振り返って、何になるんだろうか。

長くなりすぎたから、もうやめる。

 

 

 

 

海と花束

伝えたいことなどとっくのとうにない

錯覚起こしてる、ただそれだけなんだ
 
 
***
 
ひっそりと飲んで、ひっそりと拉致。
そしてひっそりと夜街をドライブして
ひっそりとおやすみ。
 
 
人の気持ちを考えろとか
思いやりを大切にとか
そういうことはとても大事で
わたしは何よりもそれを最優先で生きてきた
 
でも、もうそればっかりじゃ
自分が壊れちゃうことがあるって
22歳と2ヶ月にしてやっとわかったのです。
誰だって最後には自分が大事だと思うの
性格悪いみたいだよね、、、
でもこれってわたしにとっては大!発!見!
だって傷ついてしまうもん。
自分がすりへっていくのがわかる。
それじゃだめでしょ。しんじゃうよ。
もう楽になっていいんだよ。
自分で自分にいわなきゃ、
誰も言ってくれないよ
あなたが我慢するその1つ1つは
あなたが誰にも気づかれないように
やさしさを与えてるということを
気づかせないっていうやさしさだから
最大級のやさしさだから
 
ほめてあげて。気づかないのが悔しいな。
よくがんばったよ、いつもありがと。
 
 
 
今日は寂しそうだった君を
ほんとは抱きしめて眠りたかったよ
でもよく断ち切った
えらい!!がんばったわたし!!
あしたもがんばるぞ。
 

ハッピーエンド

 

それでハッピーエンドなんだ

ハッピーエンドなんだ

本当にうたいたいうた

君にはうたっていてほしいんだよ

 

どうせどこにも行けなのなら

ずっとここにいてもいいんだよ

 

 

ハッピーエンド/andymori

 

 

 

 

 

 

 

どんなに苦しくても

どんなにダメなときも

全部肯定してくれるandymoriが大好きだ〜。

 

 

最近はなんだか幸せなことばっかりで、

それがどのくらいの幸せかというと、

この後なにか悪いことが起こるんじゃないかって

心配になっちゃうほどで、

 

 

でも、本当にちょっと悪いことは起きたね。笑

幸せの大きさには勝てないのだけど。

 

出勤簿出し忘れていたり

家賃とかバス代もろもろの支払いを忘れたり

お腹が痛くなったり、

ゼミに遅刻しちゃったり、

嫌なものを見てしまったり、

駐車違反の違反金と点数でパパに怒られたり。

 

結構あるな。笑

 

 

でもね。

早起きに成功したし、

おいしくておしゃれなフランスのチョコレートを

ゼミの大好きな先生にもらって、

「文章書くのうまい方やな」って言われたり、

演習室でみんなと会えたり

友達とちょっとだけ一緒に歩いたり、

晩ごはんにビュッフェを食べたり

(ダイエット中なので極力野菜)

見たい映画をたくさん借りれたり

友達が私の幸せを心から喜んでくれたり

ゆっくりお風呂に入って、

ためていたドラマを見て、

久しぶりにネイルして、

あったかい布団で今から寝る

 

 

ほらね!幸せの方が多い!

 

幸せは見つけたもん勝ちだし

幸せをいっぱい感じて生きていきたいな。

 

 

今日は好きな人に会えなかった、会いたかった…

でもね、1日離れて、やっぱり好きだな、と思った。

いっぱい好きな人のことを考えて、これもまた幸せ。

 

 

明日は早起きして朝ごはんにパスタを食べるんです。

ネギものせちゃおっと。

卒論やって、アンカーコーヒーのブレンド飲んで、

それで学校に行くんだ!提出!

そしてバイト!

この世界の片隅に」みようかな。

評価4.5だしな。レイトショーみよかな。

 

 

 

パソコンから初めての投稿で書きすぎた。

 

 

ネイルが渇いたので、おやすみなさい。gooooooood night