子供じゃないもん'17

生きるって超せつない

どうして私はバカなのか


私は今日もばかだった。

明日はちょっとだけ賢くなるかもしれない。

それでもばかなんだけど。

きっと死ぬまでばかなんだけど、

ばかなりに考えたい。



求人募集をみた。

募集要項に

「チームのために自ら考え、動ける人」

って書いてあった。

私はなにも考えてないなぁ。

究極つきつめていくと、

終わればいい、と思っていて

その方法は適当だもんな。



どこの求人にもあてはまらない。

私には何もないんだ。

なーんにもない。ただ文を書くことが好きなだけだ。人と会って話をすることが好きなだけだ。

それだけで、あとは何もない。



でも何もない、でおわっちゃ生きていけない。

生きるためにはお金が必要だ。


私に足りないのはなにか

私に今あるものは何か




全てがマイナスに思えるその時

どこまで這いつくばっていけるか

それが人生のおもしろさだと思うから

考えろ。考えろ。


いつまでも考えてないで結論出せ。

めんどくさがるな。




明日車の中でやろう。



よし、今日はちゃんと寝る。


君はライラックの花言葉を知っているかしは

今日、仕事を辞めたいと社長に言った。


自分の言いたいことは全て言った。


社長はわたしに優しく答えてくれて

常識的にはありえない好条件までだして

辞めて欲しくないと言ってくれたけど

それでも私の気持ちはぶれなかった。

お金よりも安定よりも

大事にしたい気持ちがあったことにホッとした。



仕事とかお金とか関係なく、人間としてあなたにやめてほしくない、会社にいてほしいと言われた。



人間として必要とされることへの感激と

私はキャバ嬢じゃねーよ、という気持ちとで

半分はんぶんだった。

仕事のスキルが認められないからくやしいんだ。



彼はきっとFBに書くだろうな

それを楽しみに喋ってしまったところもある。





辞めたいと言えたことでとても楽になって

ホッとしたけれど



正直問題はこれからのことだ。


自分の強みをはっきりさせること

できること、できないこと、好きなこと、きらいなこと、全部棚卸しして書き出す。

武器を強くしていく、これからは戦いの日々だ。

やめること伝えてこれまで関わったすべての人にあいさつしたり、

制度を整理してちゃんと安心してやめれるように。

なにがしたいか、何をしようか、ゆっくり考えよう。仕事の引き継ぎもだしね!


あと会いたい人にもあっとこう。

やれることは全てやってから出よう。



未来の自分がたのしみだなぁ。。。



自分を愛していこう。

えらい、よくがんばった。



今日の気持ちを忘れない。

不安もあるけどつきすすむ。


わたし人生たのしいもの。


勝手だと分かって咲くから愛でる秋桜

 

 

自分勝手な人が好きだ。

自分勝手だと分かっている人が好きだ。

自分勝手だと分かっているから、謙虚に生きている人が好きだ。

 

 

ふたご座のあの人は言った

「自分勝手なだけだよ、自分がかわいくて仕方ないの」

そういうあなたは誰よりも自分と向き合った分、

人と一生懸命に向き合ってくれるじゃないか

 

空腹にしてはいけないあの子は言った

「自信がなさそうに、言葉を綴っている人が好きだ」

あなたに会うまではそうは思わなかったけれど

自信がないからこそ書き続けているのかもしれないと思った。

 

 

謙遜は、しすぎると対応に困られる。

自信過剰は、はいはいとあしらわれる。

自分の魅力を、誰かの魅力を、もっている素質の重み通り、

等質に扱ってあげたいのだけど、どうもうまくはいかない。

 

褒メラレモセズ、苦ニモサレズ、とは、そういうことなのかしら。

 

私が言いたかったのはね、人を傷つけたことさえ美化して

陶酔して表現した芸術は私は見たくないってことなんだ。

自分勝手だとも知らずにとってつけた飾りがついたくらいの言葉で、

自分に酔ったりするのは絶対にしない、これからも。

恥ずかしくて見ていられない。芸術ではない、私は許さない。

自分勝手だから言っとく、私がそれを許せない事、許してね

 

========

 

歌人と呼ばれる女の子と食べたハヤシライスの写真を見返す。

私があなたに会いたいと思ったのは、

どこかで自分を許してもらいたかったからなのかもしれない、と考える。

実際、不思議なもので

彼女が書いた本を読んだ時とはまたちがう、けどどこか似ている

「許された」感覚があった。

だって帰り道にね、「ほくほく」という効果音が頭の中にあらわれて

ひとりで恥ずかしくなったくらいなのさ。驚いた。

 

私はずっと、言葉を綴る自分に蓋をしてきたのだなあと思った。

窮屈で真っ暗な空間の中で書き連ねたあれこれは

不相応に宝石をたくさんあしらった外側によって閉ざされていたんだと思う。

彼女に会って私は「本当はね」と蓋を開けて話し始めてた。

見つけて欲しかったんだ。許して欲しかったんだ、「書く私」の存在を。

本当は彼女のあれこれを聞くつもりで行ったのに、

私ってばさ、つい喋りすぎちゃったね。あはは

 

 

 

 

 

ばかやろうだけが愛される花火、だっけかな。

アウトローな俳句や短歌が好きだと言ったら、

彼女がぽつりと詠んでくれた。ソムリエだ、素敵だなと思った。

 

 

私のブログに彼女はブログで返してくれた。

返歌みたいですき。素直ですっと頭に情景が浮かぶ文章。

いつまでも憧れてしまうと思う。

そして彼女だけには、誰にも見せたことがなかった

「言葉を綴る私」を見て欲しいと思った。これははじめての気持ち。

 早速こうしてオレンジ色に塗りたての爪を乾かしがてら

ブログを書いているから、本当に面白いぐらい安直な自分に笑ってしまう。

 

 

 

敬老の日が来る。

母に急かされて祖父母に花を送れるように予約した。

こんなにもあっという間だから、9月に置いていかれそうだ。

秋桜には「謙虚」という花言葉があるらしい。

謙虚そうなツラしてるもんね、愛しいよ。