子供じゃないもん'17

生きるって超せつない

くるみのような気持ち

 

 

幸せで楽しかった日々ばかり思い出す

だけどすぐそこに心の傷もあって

それでもやっぱり好きだったなぁ、と思う

そんな自分が感慨深くて、どこか

老いたような気分になる

 

 

 

 

とはいえ暮らしは続いていくわけで、

私はまたおなじような朝をむかえて

歯を磨き、顔を洗い、着替えて、化粧をして

ドアに鍵をかけて、イヤフォンを耳にあて

会社に向かって、いつもとおなじように歩き出す

働いて、働いて、働きとおす。

 

 

希望をもつだけ絶望が増えることなんて

わかっている、頭では。

それでも期待してしまってまた傷つく私は

本当に馬鹿で可笑しい。

 

 

 

 

 

ねぇ 
時間が何もかも洗い連れ去ってくれたなら
生きる事は実に容易いんじゃないかなぁ

忘れたいことは、都合よく消したりしてみたい

そういう薬があったらなぁ

 

 



あれからは一度も泣いてない、本当だ

だって泣くのは悔しいから

あなたのために流す涙は無駄。
でも 本気で笑う事も少ないかもしれない

頭にあなたのことがチラついてしまう。